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大阪市営地下鉄とは
2017.06.06更新
在籍車両を更新しました。
大阪市営地下鉄
大阪市営地下鉄とは

大阪市営地下鉄路線図 <拡大不可> 大阪市営地下鉄とは、大阪市交通局が運営する地下鉄である。
日本初となる公営地下鉄として、1933(昭和8)年に1号線(御堂筋線)梅田〜心斎橋間の3.1kmが開業したのが始まり。開業から73年経った2006(平成18)年には8号線(今里筋線)井高野〜今里間の11.9kmが開業し、現在の形となる。此花区・西淀川区を除いた大阪市内22区と、近隣の吹田・堺・守口・八尾・東大阪・門真市において8路線129.9kmもの路線網を有しおり、その規模は公営地下鉄の中で日本一を誇る。
一般的に大阪市営地下鉄と呼ばれるが、正式名称は「大阪市高速鉄道」、正式路線名称は「高速電気軌道○号線」である。「高速」と付いているのは、開業当時に主たる市内交通機関であった市電よりも高速で走行することに由来する。また、1981(昭和56)年に開業した新交通システム「ニュートラム」については、大阪市中量軌道南港ポートタウン線が正式である。

 他の都市の地下鉄は鉄道事業法の適用を受けて建設されている。しかし大阪市の地下鉄は、都市計画道路と一体に整備するという大阪市の方針から、2005(平成17)年7月1日に大阪港トランスポートシステムから移管された区間(大阪港〜コスモスクエア間)を除き全区間が同じ軌道法の適用を受けており、市電と同じ軌道線扱いとなっている。そのため、基本的に道路に沿ってのみの建設となるため、南北の筋・東西の通に沿って網目状に建設されている。
■日本の主な地下鉄 (開業順) 東京メトロ以外は公営 2011(平成23)年03月27日現在
名称/運営 正式名称 初開業年 保有路線数 総キロ数 総駅数
東京メトロ / 東京地下鉄 1927(昭和02)年12月30日 9 195.1km 141
大阪市営地下鉄 / 大阪市交通局 大阪市高速鉄道 1933(昭和08)年05月20日 8 129.9km 100
名古屋市営地下鉄 / 名古屋市交通局 名古屋市高速度鉄道 1957(昭和32)年11月15日 6 93.2km 87
都営地下鉄 / 東京都交通局 東京都地下高速電車 1960(昭和35)年12月04日 4 109.0km 98
札幌市営地下鉄 / 札幌市交通局 札幌市高速鉄道 1971(昭和46)年12月16日 3 48.0km 46
横浜市営地下鉄 / 横浜市交通局 横浜市高速鉄道 1972(昭和47)年12月16日 3 53.5km 40
神戸市営地下鉄 / 神戸市交通局 神戸市高速鉄道 1977(昭和52)年03月13日 4 30.6km 25
京都市営地下鉄 / 京都市交通局 京都市高速鉄道 1981(昭和56)年05月29日 2 31.2km 31
福岡市地下鉄 / 福岡市交通局 福岡市高速鉄道 1981(昭和56)年07月26日 3 29.8km 35
仙台市地下鉄 / 仙台市交通局 仙台市高速鉄道 1987(昭和62)年07月15日 2 28.7km 29

■大阪市営地下鉄・ニュートラム路線一覧表 (号線順)
M 1号線 御堂筋線 江坂〜中百舌鳥 24.5km 1933(昭和08)年05月20日開業
T 2号線 谷町線 大日〜八尾南 28.1km 1967(昭和42)年03月24日開業
Y 3号線 四つ橋線 西梅田〜住之江公園 11.4km 1942(昭和17)年05月10日開業
C 4号線 中央線 コスモスクエア〜長田 17.9km 1961(昭和36)年12月11日開業
S 5号線 千日前線 野田阪神〜南巽 12.6km 1969(昭和44)年04月16日開業
K 6号線 堺筋線 天神橋筋六丁目〜天下茶屋 8.5km 1969(昭和44)年12月06日開業
N 7号線 長堀鶴見緑地線 大正〜門真南 15.0km 1990(平成02)年03月20日開業
I 8号線 今里筋線 井高野〜今里 11.9km 2006(平成18)年12月24日開業
P ニュートラム 南港ポートタウン線 コスモスクエア〜住之江公園 7.9km 1981(昭和53)年03月16日開業
相互直通運転

相互直通区間路線図 <拡大不可> 大阪市の地下鉄は8路線のうち、5路線が第三軌条線、2路線が小型リニア地下鉄となっている。集電方法や規格が異なるため、私鉄との積極的な相互直通運転は行われていない。相互直通運転を行っているのは、私鉄側が第三軌条規格に合わせた御堂筋線と北大阪急行電鉄南北線、中央線と近畿日本鉄道けいはんな線、大阪市側が規格を合わせた堺筋線と阪急電鉄千里線・京都本線(淡路〜高槻市間)の3路線のみである。1997(平成9)年から2005(平成17)年までは、中央線と大阪港トランスポートシステムテクノポート線・ニュートラム南港ポートタウン線と大阪港トランスポートシステムニュートラムテクノポート線が、相手側が規格を合わせて相互直通運転を行っていた。

 堺筋線と阪急千里線・京都本線の相互直通運転は、堺筋線の区間を阪急電鉄と南海電鉄の両者が建設したいという意向があったため、大阪市が同区間を整備して相互直通運転を実施するという方式になったことに始まる。しかし、阪急電鉄は直流1500Vの標準軌、南海電鉄は直流600Vの狭軌と、両者とも規格が異なっていたため改軌や三線軌条などで両者の車両を直通させようとする案もあったが、様々な問題もあり、結局見送られた。その後、どちらと相互直通運転を行うか協議されたが、1970(昭和45)年に吹田市の千里丘陵で日本万国博覧会が開催されることになり、1969(昭和44)年12月6日に大阪市唯一の直流1500V普通鉄道が開通し、阪急電鉄と相互直通運転を開始。御堂筋線と共に万博輸送を担った。

大阪市交車両と近鉄車両 <拡大可> 中央線・南港ポートタウン線とOTSテクノポート線・OTSニュートラムテクノポート線との乗り入れは、市中心部から南港地区へ早く到達させることが目的であった(これまで地下鉄・ニュートラム利用なら、住之江公園経由だった)。「公共輸送」ではなく「利益誘導」が主たる目的であったため、公共事業者としては不必要ということから国からの補助を受けられなかった。そのため、大阪市の第三セクターである大阪港トランスポートシステムに建設を委ねた。当初は中ふ頭〜大阪港間の全てをニュートラムで建設し、大阪港で中央線とニュートラムが接続する予定であったが、イベント開催時の輸送能力などを考慮した結果、普通鉄道での建設となった。2005(平成17)年7月1日に大阪港トランスポートシステムが第一種鉄道事業から撤退して第三種鉄道事業者へ、大阪市交通局が第二種鉄道事業者となり、大阪市交通局の路線となった経緯がある。
マーク

大阪市交通局局章 <拡大不可> 大阪市交通局局章
大阪市交通局の局章。
普段地下鉄を乗っているだけだと、見かけることは少ないが、車両側面の端に取り付けられている。
局章上は、大阪市章である「澪標(みおつくし)」。
局章下は、大阪市交通局の前身である大阪市電気局から。
マルコマーク <拡大不可> マルコマーク
1933(昭和8)年の地下鉄建設当初に作られたマーク。
京都大学の武田五一教授によってデザインされたもの。
大阪市のO(オー)と高速鉄道のコを組み合わせて作られた。
コがOから出ているのは郊外への延伸を意味するが、他にも説がある。
地下鉄マーク <拡大不可> 地下鉄シンボルマーク
お馴染みの地下鉄マーク。
1977(昭和52)年の谷町線守口延伸時に作られ、使われるようになった。
ニュートラムマーク <拡大不可> ニュートラムシンボルマーク
新交通システム、ニュートラムのロゴマーク。
ニュートラムの頭文字「N」に走行感を持たせたものになっている。
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10系 <拡大可>
公営地下鉄日本一の黒字路線、御堂筋線を支える10系・10A系車両。リニューアル・VVVF改造を行い、今も主力の座に君臨している。
20系 <拡大可>
電車誕生以来の歴史を変えた20系。高速鉄道でのVVVFでは日本初。今はIGBT素子となり、近鉄線内では95km/h運転を行う。
新20系 <拡大可>
20系のマイナーチェンジとして登場した新20系。今や第三軌条方式5路線を走る大阪市営地下鉄の新しい顔。合計572両在籍している。
66系 <拡大可>
新20系の架線DC1500Vとも言える66系。阪急線へ乗り入れており、阪急線内では110km/hの高速運転を行う。
70系 <拡大可>
日本初のVVVF制御によるリニア駆動を実用化したミニ地下鉄70系。前期車と後期車では若干デザインが異なっている。
80系 <拡大可>
2006年に開業した今里筋線用の車両、80系。70系と同じリニア駆動で、70系のデザインを基本とし、少し丸みを持たせたデザインとなっている。
30000系 <拡大可>
2009年に登場した、大阪市営地下鉄のニューフェイス30000系。大阪市営地下鉄車両では初めて全面行先表示装置がLEDとなった。
100A系 <拡大可>
ニュートラム開業以来の100系を置き換えるために登場した100A系。南港地区住民の重要な足となっている。
200系 <拡大可>
南港地区に登場したニューフェイス200系。編成毎に異なる配色とし、南港地域に彩りを添えている。
乗車料金

 大阪市営地下鉄の乗車料金計算は、「大阪市高速鉄道及び中量軌道乗車料条例施行規程」に定められており、最短距離で計算される。基本的に区数は営業キロ(乗車料金計算キロ)で算出される。
営業キロは、縦:御堂筋線・横:中央線を基準としている為、その他の路線では実キロとは異なっている区間がある。

■普通乗車料金 ※小児運賃は半額
10円未満は切り上げ
区間 1区
1km〜3km
2区
4km〜7km
3区
8km〜13km
4区
14km〜19km
5区
20km〜25km
料金 180円 230円 280円 320円 370円
著作権