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車両
2014.10.25更新
一部写真を変更しました。
100系 - ニュートラム南港ポートタウン線
100系 <拡大可> 100系 <拡大可>
100系/19--.--.---フェリーターミナル〜ポートタウン東 100系/19--.--.---ポートタウン東
概要

南港検車場に佇む100系 <拡大可> 大阪市交通局100系車両は、1981(昭和53)年3月16日の大阪市中量軌道ニュートラム南港ポートタウン線の開業用に製造された車両である。最終6両編成を想定した設計となっており、車番もそれを考慮している。100系の定員計算方法はバスと同様に計算されている。

 100系は、無人運行を前提に設計された完全なATO車両である。1981(昭和53)年の南港ポートタウン線開業用として、1次車の4両編成13本52両が製造された。1986(昭和61)年には、輸送力増強のため2次車となる4両編成3本12両が製造され、100系は4両編成16本の64両となる。1次車はウレタン充填のノーパンクのラジアルタイヤを採用していたが、このタイヤは乗り心地が悪く開業時より不評であったため、1982(昭和57)年から1983(昭和58)年にかけ、補助車輪内臓の空気タイヤに変更された。

 南港ポートタウン線は埋立地である咲洲(南港)の臨海部を走行することから、開業時から活躍していた100系は海からの潮風が吹きつけて塩害が進み、1994(平成6)年より100系の置き換え用として100A系4次車が登場。順次置き換えられてゆき、1997(平成9)年12月中旬には100系1次車が消滅した。そして2002(平成14)年3月、100A系7次車が投入され、100系2次車が運用を離脱し廃車。100系は姿を消した。

 ニュートラム初の記念すべき車両であることから保存されることになり、101-06号車が緑木検車場内に保存されている。
外観

上が尾灯、下が前照灯 <拡大可> 車体は鋼製で板厚を薄くして軽量化を図っており、白色で全塗装されている。

 車体側面は、中央1ヶ所に扉を設けており、側面窓は2連一部固定のものが採用されている。側面窓の上下には、路線カラーの水色の帯が巻かれている。先頭車の扉横には、ステンレス製のニュートラムのNマークが設置されている。

 車体前頭部は、中央に貫通口を配した左右対称形となっている。貫通口の周囲は赤色で塗装されており、警戒色の役割を果たしている。前照灯はスカートの両側に、尾灯は腰部の両端にそれぞれ設置されている。

南港型密着連結器
車内

100系車内 <拡大可> 車内は、座席モケットの表地が柄なしの茶色となっている。つり革は座席部のみで、扉部には設置されていない。原則無人運転だが、両先頭車には異常時や構内運転用に運転台が設けられている。

100系座席
保存車両

101-06号車 <拡大可> 1次車である101-06号車が緑木検車場で保存されており、2005(平成17)年11月12・13日の「市電保存館&車両保存館一般公開」で初めて一般公開された。
主要諸元表
形式 101 100 102 105
車種 M1 M2 M3 M6
車体構造
自重〔t〕 10.8 10.5 10.5 10.8
定員(座席定員)〔人〕 72(22) 75(24) 75(24) 72(22)
車体長〔mm〕 8,075 8,000 8,000 8,075
車体幅〔mm〕 2,290 2,290 2,290 2,290
車体高〔mm〕 3,150 3,150 3,150 3,150
制御方法 可逆式サイリスタレオナード制御
制御装置 RG-705-B-M
主電動機
●:90kw 1個/両
駆動方式
●:直角駆動
  歯車比 41:6
連結装置
●:南港型密着
○:半永久
補助電源装置
●:S4314-C-M
S4314-C-M S4314-C-M
集電装置
▼:PT-67-B
  側面接触式
制動装置 EU-5 電気指令式電磁直通制動
(回生制動・保安制動付)
台車形式 スイングアーム式
営業最高速度 市交線内:60km/h OTS線内:60km/h
加速度 市交線内:3.5km/h/s OTS線内:60km/h/s
減速度 4.0km/h/s(常用最大) 5.0km/h/s(非常)
集電方式/電圧 交流剛体複線式側面接触式 / 三相交流600V
走行路線 大阪市交通局南港ポートタウン線(中ふ頭〜住之江公園)
大阪港トランスポートシステムニュートラムテクノポート線(コスモスクエア〜中ふ頭)
最終配置 南港検車場
車両履歴表
編成表
〔←中ふ頭 住之江公園→〕
竣工日 製造所 認可別 空気タイヤへ交換 廃車
101-01=100-01=102-01=105-01 1981.01.13 新潟 鉄道事業法 1983.04.14 1995.03.31
101-02=100-02=102-02=105-02 1981.01.13 新潟 鉄道事業法 1983.03.01 1996.02.06
101-03=100-03=102-03=105-03 1981.01.13 新潟 鉄道事業法 1983.02.22 1996.11.07
101-04=100-04=102-04=105-04 1981.01.13 新潟 鉄道事業法 1983.03.23 1997.12.16
101-05=100-05=102-05=105-05 1981.01.13 新潟 鉄道事業法 1983.05.11 1996.09.11
101-06=100-06=102-06=105-06 1981.01.13 新潟 軌道法 1983.03.24 1997.12.16
101-07=100-07=102-07=105-07 1981.01.13 新潟 軌道法 1982.09.10 1994.12.02
101-08=100-08=102-08=105-08 1981.01.13 近車 軌道法 1982.12.01 1995.11.29
101-09=100-09=102-09=105-09 1981.01.13 近車 軌道法 1983.04.05 1996.10.09
101-10=100-10=102-10=105-10 1981.01.13 近車 軌道法 1983.05.10 1997.12.16
101-11=100-11=102-11=105-11 1981.01.13 近車 軌道法 1983.06.15 1995.10.31
101-12=100-12=102-12=105-12 1981.01.13 近車 軌道法 1983.06.14 1995.09.28
101-13=100-13=102-13=105-13 1981.01.13 近車 軌道法 1982.12.10 1994.09.29
101-14=100-14=102-14=105-14 1986.03.12 新潟 鉄道事業法 新製時対応 2001.11.17
101-15=100-15=102-15=105-15 1986.01.30 新潟 鉄道事業法 新製時対応 2001.03.21
101-16=100-16=102-16=105-16 1986.02.13 新潟 軌道法 新製時対応 2002.03.22
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