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車両
2014.11.10更新
新規公開しました。
各形式の紹介
31系 - 御堂筋線  32系 - 谷町線
概要

御堂筋線31系 <拡大可> 大阪市交通局30000系車両は、2009(平成23)年3月18日から営業を開始した車両で、御堂筋線・谷町線に投入された31系・32系の総合的な呼び方である。1990(平成2)年〜1998(平成10)年にかけて製造された新20系をベースとし、車内案内表示装置に液晶ディスプレイを採用するなど最新技術を取り入れ、より快適な車両となるように開発された。なお、この系列も新20系と同様に車番が5桁になっている。万の位の3は30000系車両を意味し、千の位は投入号線を表す。例えば御堂筋線であれば正式名称である1号線の1が当てられ、御堂筋線に投入された30000系は31系と呼ぶ。同様に谷町線に投入された30000系は、32系と呼ぶ。これは、各路線の特性から性能が若干異なってくるものを区別するものである。

谷町線32系 <拡大可> 2008(平成20)年11月に、32系試作車となる第01編成が登場した。それから5ヶ月間、中央線と谷町線で各種試験を行い、2009(平成21)年3月15日には中央線のコスモスクエア〜森ノ宮間で営業運転開始前の試乗会を開催した(谷町線車両がコスモスクエアまで行くのはこれが初)。その後、2009(平成21)年3月18日に谷町線で営業運転を開始した。2010(平成22)年からは量産車となる第02編成以降が登場し、それに合わせて第01編成は量産化改造が行われている。2011(平成23)年には御堂筋線にも投入された。

 現在、31系10両編成3本の30両が御堂筋線・相互直通運転をしている北急南北線で、32系6両編成13本の78両が谷町線で、それぞれ活躍している。
外観

30000系外観 <拡大可> 車体は軽量ステンレスが使用されている。行先案内表示装置は、側面は70系以来、前面は初のLEDとなっている。なお側面は3色LED、前面はフルカラーLEDが採用されている(32系第01編成の登場から量産車化改造までは全面も3色LED)。

 車体側面は、レーザー溶接工法を採用したビートラインがないすっきりとしたものになっている。帯は、新20系と比べると太くなっており、薄い号線カラーを交えた新しいデザインになっている。将来のホーム柵導入に備えて上部にも帯が配されており、上部と腰部の帯をつなぐ形で新たに縦方向にも帯が配され、そこに号車番号がデザインとして取り入れられている。

 車体前頭部は、丸みを帯びた柔らかいデザインとなっている。新20系では貫通口を車掌室いっぱいに寄せていたが、30000系では若干中央に寄った形となっている。窓周辺は黒色を配して引き締めた印象とし、腰部にはラインカラーが配されている。また31系と32系では、下部のラインカラーのデザインなどが異なっている。前照灯と尾灯は上部両端に設置されており、10系や20系を思わせるような印象である。
車内

 車内は、新20系にある程度準じている。車内蛍光灯はグローブが省略されている。座席1人あたりのスペースを広げたバケットシートを採用、座席間にも縦手すりが設置されている。座席色は31系は赤色、32系は橙色となっている。また、扉間は5人掛け、車端部は3人掛けである。31系では一部の扉間座席を扉間中央ではなく片側に寄せ、大きな荷物を持つ旅客が利用しやすくしたり、座席の形状を変更して立ち上がりやすくするなどの工夫が施されている。つり革は座席部のみでなく扉部にも設置され、2012(平成24)年度以降の車両からは枕木方向にもつり革が増設された。化粧板は32系はクリーム系の色で暖かさをもたせ、31系では御堂筋のイチョウ・銀杏柄を取り入れることで親しみ感をもたせている。車内案内表示器には大阪市では初めて液晶ディスプレイ(LCD)を採用、千鳥配置で設置されている。4か国語(日本語・英語・中国語・韓国の案内を可能にし32系では交通電業社製の4:3の画面幅のディスプレイを、31系では三菱電機製の16:9の画面幅のディスプレイをそれぞれ採用している。
台車

 台車は新しく設計されたDS-300(FS-578M・FS-578T)を使用している。
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