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車両
2014.10.18更新
写真を数枚追加しました。
50系 - 御堂筋線・谷町線・四つ橋線・中央線・千日前線
50系/1994.--.---森之宮検車場 50系/199-.--.---大日検車場
概要

 大阪市交通局50系車両は、大阪市初のユニットカーとして1960(昭和35)年に登場した。1200形(後の200形、5700形)を基本にしており、1次から4次の4回に分けて全94ユニットの合計188両が製造された。登場当初は5000形と呼ばれており、50系と呼ばれるようになったのは1969(昭和44)年の30系登場以降のことである。運転性能は営業最高速度が70km/hで、平均加速度は2.5km/h/s、平均減速度は3.5km/h/sである。

谷町線転属後、新30系と並ぶ50系 <拡大可> 1次車は、1960(昭和35)年7月1日の御堂筋線西田辺〜あびこ間開業と御堂筋線輸送力増強による7両編成化用として、5001-5501〜5027-5527の27ユニット54両が、1960(昭和35)年7月に製造された。2次車は、1962(昭和37)年12月と1963(昭和38)年の御堂筋線輸送力増強用として、5028-5528〜5041-5541の14ユニット28両が、1962(昭和37)年11月〜1963(昭和38)年3月にかけて製造された。3次車は、1964(昭和39)年9月24日の御堂筋線新大阪〜梅田間開業と1963(昭和38)年6月1日の御堂筋線輸送力増強による8両編成化用として、5042-5542〜5066-5566の25ユニット50両が、1964(昭和39)年7月〜1964(昭和39)年9月にかけて製造された。最終の4次車は、1965(昭和40)年10月1日の四つ橋線西梅田〜大国町間開業と四つ橋線輸送力増強による4両編成化として、5067-5567〜5094-5594の28ユニット56両が、1965(昭和40)年6月〜1965(昭和40)年9月にかけて製造された。

さようなら50系 <拡大可> 登場から御堂筋線・四つ橋線で活躍していたが、1970(昭和45)年の日本万国博覧会(大阪万博)の開催を控え、1968(昭和43)年8月29日〜1970(昭和45)年2月にかけて順次シルバーカーと呼ばれた4扉車の30系に統一されることになり、それにより50系は谷町線・中央線・千日前線に順次転属された。なお5012-5512=5018-5518と5013-5513=5020-5520(予備用)は、日本万国博覧会への来賓者用改造が施された上で引き続き御堂筋線に配置され、道路渋滞時のVIP輸送が計画されていたが、結局運行されることはなかった。

 御堂筋線・四つ橋線から転属された50系は長らく谷町線・中央線・千日前線で活躍していたが、御堂筋線における新造車の投入に伴い、30系が50系と同じく谷町線・中央線・千日前線に転属してきた。そのため、50系は1989(平成元)年より廃車が開始され、1994(平成6)年4月に千日前線で最後まで活躍していた5075-5575=5083-5583と5085-5585=5088-5588の4ユニット8両が廃車となり、50系は姿を消した。
外観

車体側面 <拡大可> 外観は、1200形(後の200形、5700形)を基本としながらも、より近代感があるものになった。

 車体側面は標準の片側3扉で、戸袋窓を設けてバランスのとれた窓配置とし、開閉窓が増えた。この戸袋窓は、3次車以降は若干小さくなっている。

 車体前頭部は、貫通口を中央に配置し、窓は全て同じ大きさである。方向幕は上部中央、前照灯は腰部に設置され、尾灯は新造時より腰部に埋め込まれている。また、車番は車掌室側の窓上に設置されている。ATC(自動列車制御装置)化改造では、車掌室側に機器が設置され、車掌室側の窓が小窓化された。その際、車番の位置が変更された。

 塗装は、従来車と同じくクリームとオレンジのツートンカラーであったが、路線カラー表示によりアッシュグリーン1色となった。
車番部分 <拡大可>
車番部分
側面 <拡大可>
側面
側面 <拡大可>
側面
形式標 <拡大可>
形式標
半永久連結器 <拡大可>
半永久連結器
車内

車内 <拡大可> 登場当初の車内は非常に明るく、蛍光灯を2本並べたものをグローブ付きで3列に配置していた。これは1972(昭和47)年に合理化のため、グローブが取り外された上、1本3列の配置となった。また3次車からは、戸袋部に初めて荷棚が設けられ、そのために戸袋窓が若干小さくなった。

 扉は窓の四隅が角のものであったが、谷町線は4M2T化改造の頃に、中央線は近鉄乗り入れ改造の頃に、千日前線も同じ時期にステンレスで窓の四隅が丸いものに更新された。
50系車内座席 <拡大可>
50系車内座席
50系乗降扉車内側 <拡大可>
50系乗降扉車内側
保存車両

 最後まで活躍した5085号車が解体保留車となり、森之宮検車場にて保存されている。2008(平成20)年3月23日に行われた「なつかし車両まつりin森之宮」で初めて一般公開され、2013(平成23)年には原型に近づくように復元工事が行われた。
50系車内座席 <拡大可>
5085号車

5085号車の復元工事後
方向幕

 以前の幕順は不明なので記載しない。
谷町線
-廃車時-
中央線
-廃車時-
千日前線
-形式消滅時-
1 大日
2 八尾南
3 守口 深江橋 南巽
4 文の里 森ノ宮 野田阪神
5 都島 大阪港 新深江
6 喜連瓜破 長田 今里
7 長原 生駒 阿波座
8 天王寺 新石切 回送
9 谷町四丁目 回送 試運転
10 回送 試運転 臨時
11 試運転 臨時
12 臨時
著作権