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2014.10.25更新
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80系 - 今里筋線
80系 <拡大可> 80系 <拡大可>
80系/2006.12.24-井高野 80系/2006.12.24-井高野
概要

 大阪市交通局80系車両は、2006(平成18)年12月24日開業の今里筋線用として製造された車両で、長堀鶴見緑地線の70系と同じく、VVVFインバータ制御による鉄輪式リニアモーター地下鉄車両である。

80系試作車 <拡大可> 80系試作車は、2004(平成16)年11月に4両編成1本4両が近車で製造された。この試作車は、2004(平成16)年12月1日の竣工日から2006(平成18)年10月31日までは長堀鶴見緑地線に所属し、走行試験など様々な試験を行ってきた。この試験結果は後の量産車の製造に活かされ、2006(平成18)年11月1日付で今里筋線へ転属した。80系量産車は、2006(平成18)年1月〜10月に4両編成16本64両が近車と川重で製造された。試作車との相違点は、扉開閉装置が試作車の電気式から量産車では空気式へ変更になったぐらいである。
 今里筋線はワンマン運転だが長堀鶴見緑地線とは違い、自動列車運転装置(ATO)はなく定位置停止装置(TASC)を備え付けられている。また、ホーム可動柵が設置されることから、量産車は新造時から連結面転落防止柵は設置されていない。

 現在、4両編成17本の68両が今里筋線で活躍している。
試作車

80系試作車(退役高速運転士様提供) <拡大可> 試作車の第01編成は、2004(平成16)年11月に近畿車輛にて製造、2004(平成16)年12月1日に長堀鶴見緑地線用車両として竣工した。この試作車のみ扉開閉装置で電気式を採用している。第01編成は2004(平成16)年11月中旬に鶴見検車場に搬入された。その後、長堀鶴見緑地線内にて様々な試験を行い、その試験結果は80系第02編成以降の量産車製造に活かされた。竣工間もない頃は連結器にカバーをされていなかったので、密着連結器が丸出しになっていた。また、竣工時には連結面転落防止柵が取り付けられていたが、後に取り外されている。なお、試作車は2006(平成18)年11月1日付で今里筋線へ転属している。
外観

80系の顔 <拡大可> 車体は大型・中空形材アルミ合金製で、70系に続く全面塗装となっており、色は薄いクリーム色である。全編成とも新造時よりスカートが取り付けられており、これは70系と同じである。

 車体側面は、ミニ地下鉄となっているため車体長は15mの片側3扉である。アクセントとして、腰部には路線カラーであるゴールデンオレンジの車体全長の帯が巻かれ、上部も塗装されて暖かいイメージを持たせている。また扉部はクリーム色に塗装され、扉の位置をわかりやすくした。上部には車外スピーカが設置されている。側面行先表示装置は70系ではLEDであったが、80系では従来通りの幕が採用され、井高野寄(8100形は今里寄)に設置されている。側窓は、大阪市初の1枚窓下降式が採用されている。なお、乗務員扉横にはリニアモーター車を表すLIMマークが入っており、マルコマークは下部に設置されている。車号は、窓上に取り付けられている。

 車体前頭部は、70系を踏襲した形となっているが、若干丸みを帯びさせた柔らかいデザインとし、貫通口を車掌室いっぱいに寄せた非対照形となっている。70系同様、視覚的には左右対称に見えるように配慮されている。行先表示装置は従来通り幕となっており、上部中央に設置。その両端に前照灯と尾灯が設置されている。車号は、貫通口の窓下に設置された。腰部は貫通口部が橙色に塗装されており、その左側に路線番号の「8」を変形したロゴマークが入っている。
ロゴマークと連結器 <拡大可>
ロゴマークと連結器
車番部分 <拡大可>
車番部分
LIMマーク <拡大可>
LIMマーク
ホームドアと80系 <拡大可>
ホームドアと80系
扉部分の塗装の違い <拡大可>
扉部分の塗装の違い
車内

80系車内 <拡大可> 車内は、構体折れ部を70系の1.4mから80系では0.81mに変更し、側窓に1枚窓を採用することで、小さいながらも開放感を持たせている。車内蛍光灯は火災対策のためグローブは廃止された。座席にはバケットシートを使用、表地はライトグリーンとなっており、柄は70系後期車・66系後期車と同じく新しいものを採用した。また、扉間は5人掛け、車端部は4人掛けである。つり革は座席部のみならず扉部にも設置されており、扉部のつり革は扉間のつり革よりも高い位置に設置されている。床敷物は、茶色系の砂目模様となった。扉窓は、全車が複層ガラスとなっている。
80系試作車車内 <拡大可>
80系試作車車内
80系車内運転席側 <拡大可>
80系車内運転席側
80系座席 <拡大可>
80系座席
80系優先座席 <拡大可>
80系優先座席
80系車椅子スペース <拡大可>
80系車椅子スペース
80系車内案内表示装置 <拡大可>
80系車内案内表示装置
80系扉開閉案内装置 <拡大可>
80系扉開閉案内装置
方向幕

 80系については、登場時より新規追加・削除は行われていない。試作車の方向幕は、今里筋線開業までに量産車と同じものに変更された。
試作車 量産車登場時
-現行-
1
2 井高野
Itakano
井高野
Itakano
3 今里
Imazato
今里
Imazato
4 太子橋今市
Taishibashi-Imaichi
清水
Shimizu
5 清水
Shimizu
6 関目
Sekime
7 蒲生四丁目
Gamo 4-chome
8
9
10
11
12 回送
Out of service
回送
Out of service
13 試運転
Out of service
試運転
Out of service
14 臨時
Extra
臨時
Extra
15
主要諸元表
形式 8100 8200 8400 8500
車種 M2c M1e M1e M2c
車体構造 アルミ アルミ アルミ アルミ
自重〔t〕 26.5 24.5 24.5 26.5
定員(座席定員)〔人〕 88(26) 99(34) 99(34) 88(26)
車体長〔mm〕 15,200 15,000 15,000 15,200
車体幅〔mm〕 2,496 2,496 2,496 2,496
車体高〔mm〕 3,120 3,115 3,115 3,120
制御方式 VVVFインバータ制御
制御装置 不明 <不明>
制御装置メーカー 不明 不明
主電動機
●:100kw 2個/両
駆動方式
●:リニア
連結装置
●:鶴見型密着
○:半永久
低圧電源装置
●:機器名不明
集電装置
<:機器名不明
  シングルアームパンタグラフ
制動装置 OEC-4LM 全電気指令式電磁直通空気制動
(回生ブレーキ・保安ブレーキ・応荷重装置付)
台車形式 LS-80
営業最高速度 70km/h
加速度 2.5km/h/s
減速度 3.5km/h/s(常用最大) 4.5km/h/s(非常)
集電方式/電圧 架空線 / 直流1500V
走行路線 大阪市交通局今里筋線(井高野〜今里)
配置 鶴見緑地北車庫
車両履歴表
編成表
〔←井高野 今里→〕
竣工日 製造所 転属
8101-8201-8401-8501 2004.12.01 近車 2006.11.01
8102-8202-8402-8502 2006.--.-- 川重
8103-8203-8403-8503 2006.--.-- 川重
8104-8204-8404-8504 2006.--.-- 川重
8105-8205-8405-8505 2006.--.-- 川重
8106-8206-8406-8506 2006.--.-- 近車
8107-8207-8407-8507 2006.--.-- 近車
8108-8208-8408-8508 2006.--.-- 近車
8109-8209-8409-8509 2006.--.-- 近車
8110-8210-8410-8510 2006.--.-- 近車
8111-8211-8411-8511 2006.--.-- 近車
8112-8212-8412-8512 2006.--.-- 近車
8113-8213-8413-8513 2006.--.-- 近車
8114-8214-8414-8514 2006.--.-- 川重
8115-8215-8415-8515 2006.--.-- 川重
8116-8216-8416-8516 2006.--.-- 川重
8117-8217-8417-8517 2006.--.-- 川重
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