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2014.10.29更新
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OTS系 - OTSテクノポート線
OTS系 <拡大可> OTS系 <拡大可>
OTS系/2005.04.04-九条 OTS系/2005.06.29-コスモスクエア
概要

今は共に谷町線で <拡大可> 大阪港トランスポートシステムOTS系車両は、1997(平成9)年12月18日のOTSテクノポート線の開業用に製造された車両である。

 OTS系は1997(平成9)年に、全車が日立で製造された。製造された車両は甲種輸送でJR関西本線貨物支線百済駅へ運ばれ、陸送で大阪市交通局森之宮検車場へ運ばれた。大阪港トランスポートシステムは車両検修施設を持たず、車両検修を大阪市交通局に委託するため、車両の基本仕様は新20系に準じている。最終8両編成を想定しており、近鉄東大阪線への乗り入れのために抑速ブレーキを装備している。

 製造からは開業を控えたOTSテクノポート線コスモスクエア〜大阪港間で試運転を行っていた。開業直前には中央線で営業開始し、期間限定でOTS系の大阪港行きを見ることができた。普段の運用は市交車と一緒に運用されているので、どの運用がOTS系かは決まっていない。

 運転台には「OTS」のシールが貼られていた。これは、運転台の車番が表示される箇所に貼られていたもので、運転台に表示される車番は24系編入前でも「24651」などと表示されており、その「24」を隠す形でOTSシールが貼られ、「OTS651」となるようにしていた。

 2006(平成18)年7月1日、大阪港トランスポートシステムの第一種鉄道事業撤退に伴い、車両は大阪市交通局に売却された。売却された車両は24系に編入されて24系50番台となり、OTS系は消滅した。
第52編成 <拡大可>
第52編成
市交車と共通運用なので留置されることも <拡大可>
市交車と共通運用なので留置されることも
撤退後もしばらくはこの姿で活躍 <拡大可>
撤退後もしばらくはこの姿で活躍
外観

OTS系前頭部 <拡大可> 外観は新20系に準じているが、前頭部の塗装、側面帯の太さ、前面・側面のVVVFロゴマークの有無などが新20系と異なっている。

 前頭部の塗装は、運転台側がオリンピアブルー、貫通口側はオーシャンブルーとし、かなり目立っている。側面帯は新20系のものよりも太くなっており、上から白、モーニングブルー、オリンピアブルー、白という配色になっている。新20系には取り付けられているVVVFロゴマークはなく、貫通口にはOTSロゴが取り付けられ、尾灯部側面には何も取り付けられていない。

側面OTSロゴ

正面OTSロゴ

形式標

車番部分
車内

座席 <拡大可> 車内も、新20系に準じているが、OTSをアピールするためにトータルデザインを海浜をイメージしたものになっている。座席の表地は海をイメージしたブルーオシャン、床敷物には砂浜をイメージした薄茶色の砂目模様のもの、化粧板には明るい灰色のものが採用された。扉窓は全車とも複層ガラスである。車内旅客案内表示装置は全車が新造時が設置を完了している。なお、OTS系の車内旅客案内表示装置は全車が全扉配置での設置となっている。
OTS時代の運転台 <拡大可>
OTS時代の運転台
24系編入後の運転台 <拡大可>
24系編入後の運転台
OTS系車内案内表示装置 <拡大可>
OTS系車内案内表示装置
台車

 台車は新20系と同じで、軸バネ式・ダイヤフラム形エヤサスDS-20(FS-386A)を使用している。これも、台車枠はDS-10とDS-20は互換性がある。
OTSの第一種鉄道事業撤退


OTSから大阪市交へ
24系編入後の第52編成 <拡大可> 大阪港トランスポートシステムの第一種鉄道事業撤退に伴い、OTS系を大阪市交通局に売却することになった。それに伴い、市交側の当初の予定であった24系第03〜11編成の谷町線転属の予定が変更になり、24系第05〜11編成・OTS系第51・52編成が谷町線に転属することになった。そして2005(平成17)年7月1日、OTS系は形式消滅し、24系に編入されて24系50番台となった。

方向幕

 OTS系については、登場時より新規追加・削除は行われていない。
登場時
-形式消滅時-
1
2
3 コスモスクエア
COSMOSQUARE
4 深江橋
FUKAEBASHI
5 森ノ宮
MORINOMIYA
6 大阪港
OSAKAKO
7 長田
NAGATA
8 生駒
IKOMA
9 新石切
SHIN-ISHIKIRI
10 回送
OUT OF SERVICE
11 試運転
OUT OF SERVICE
12 臨時
EXTRA
13
14
15
主要諸元表
形式 OTS650 OTS150 OTS850 OTS350 OTS250 OTS950
車種 Tec1 Mb1' T' Mb2 Ma2 Tec2
車体構造 ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス ステンレス
自重〔t〕 32.0 36.0 24.5 36.0 36.0 32.0
定員(座席定員)〔人〕 130(39) 140(45) 140(45) 140(45) 140(45) 130(39)
車体長〔mm〕 18,900 18,700 18,700 18,700 18,700 18,900
車体幅〔mm〕 2,890 2,880 2,880 2,880 2,880 2,890
車体高〔mm〕 3,745 3,745 3,745 3,745 3,745 3,745
制御方式 VVVFインバータ制御
制御装置 MAP-144-75V26 <三菱>
制御装置メーカー 三菱 三菱 三菱
主電動機
●:140kw 4個/両
駆動方式
●:WN平行カルダン駆動
  歯車比 103:14
連結装置
●:森之宮型密着
○:半永久
電動発電機
●:TDK3331-A
集電装置
▼:TC-14A
  第三軌条上面接触式
制動装置 OEC-3 全電気指令電磁直通ブレーキ
(回生ブレーキ・抑速ブレーキ・保安ブレーキ・応荷重装置付)
台車形式 DS-20 (FS-386A)
営業最高速度 市交線内:70km/h 近鉄線内:70km/h OTS線内:70km/h
加速度 市交線内:2.5km/h/s 近鉄線内:2.5km/h/s OTS線内:2.5km/h/s
減速度 3.5km/h/s(常用最大) 4.5km/h/s(非常)
集電方式/電圧 第三軌条集電方式 / 直流750V
走行路線 大阪港トランスポートシステムテクノポート線(コスモスクエア〜大阪港)
大阪市交通局中央線(大阪港〜長田)
近畿日本鉄道東大阪線(長田〜生駒)
最終配置 大阪市交通局森之宮検車場
車両履歴表 ※( )内は竣工日から除く
編成表
〔←コスモスクエア 大阪港・長田→〕
竣工日 製造所 24系編入 森→大
回送日
大→八
回送日
651-151=851-351-251-951 1997.07.29 日立 2005.07.01 2006.02.14 2006.02.15
652-152=852-352-252-952 1997.08.01 日立 2005.07.01 2006.03.03 2006.03.05
著作権