岸里駅は、1958(昭和33)年5月31日の四つ橋線:岸里〜玉出駅間の開業時に開業した駅である。大阪市住之江区に位置し、地下構造で1面2線を有する。
1948(昭和23)年の路線改訂で、ここから西に曲がることになっていたため、それを考慮して駅の位置が決められた。当面終着駅となることが予定されていたため、島式ホームとなった。ホームの柱を細くするため、全国で初めて遠心力鋳鋼管柱が採用された。西梅田〜大国町駅間開業時には、駅南側に玉出検車場を設けて車両の検修を行っていた。後に我孫子車両工場玉出検車区、我孫子検車場玉出検車区と改称され、1972(昭和47)年2月に緑木町検車場開設・住之江公園延伸準備に伴い、玉出検車区は廃止されている。 |