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■概要 |
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開 設 |
1960(昭和35)年12月--日 |
所 在 地 |
〒536-0025
大阪府大阪市城東区森之宮1丁目 |
敷地面積 |
約115,000平方メートル |
担当線区 |
中央線・千日前線 |
担当業務 |
月検査、列車検査、(一部臨時検査) |
設 備 |
1番線 : 転削場
2・3番線 :随修場
4・5番線 : 月検査場
6〜8番線 : 列車検査場
9・10番線 : 出入庫線側線
11〜23番線 : 留置線
24番線 : 洗浄機線
25番線 : 洗浄台線
26〜29番線 : 留置線
30・33番線 : 保線用トロリー線
34〜36番線 : 用途不明
37・38番線 : 前後検査場
39番線 : 用途不明
40・41番線 : 第2改修場
43・44番線 : 第1改修場
45・46番線 : 定期検査場
48番線 : 機械保線区作業線
49番線 : 保安情報区線
50番線 : 機械保線区倉庫
51番線 : 電力施設区線 |
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■解説 |
森之宮検車場は大阪市城東区にある検車場で、最寄り駅は中央線・長堀鶴見緑地線の森ノ宮駅。中央線・千日前線車両の月検査・列車検査と一部の臨時検査を担当している。大阪市高速電気軌道の車両基地の中では最も広い面積を有し、歴史は1960(昭和35)年の大阪市電修理工場までさかのぼる。かつては定期検査(全般検査・重要部検査)担当の森之宮車両工場と、月検査・列車検査を行う森之宮検車場に分かれていたが、1998(平成10)年4月1日に統合されて森之宮検車場となり、大日・森之宮・東吹田・鶴見の4検車場を統括する森之宮車両管理事務所が置かれた。2016(平成28)年1月31日までは、谷町線・中央線・千日前線車両の全般検査・重要部検査および堺筋線・長堀鶴見緑地線・今里筋線車両の一部機器検査を担当していたが、築40年を経過し老朽化が進んでいた建物・設備の建替えが困難であったため、それらの業務は2016(平成28)年2月1日より緑木検車場へ移管された。森之宮車両管理事務所は車両管理事務所に改称され、全検車場を統括することになった。その後、民営化に伴い検車管理事務所に改称されている。なお、検車場は城東区森之宮に所在するため「之」となり、中央区森ノ宮中央に所在する森ノ宮駅とは表記が異なる。
森之宮検車場内には市電・トロリーバス・地下鉄の車両が保存されている。市電は801形801号・2201形2201号、トロリーバスは200形255号車、地下鉄は50系5085号車・30系3042(3008)号車・60系6014号車がそれぞれ保存されている。地下鉄車両は2010(平成22)年前後、登場当初の姿に近づくように復元され、現在に至る。 |
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■歴史 |
1951(昭和26)年03月17日 |
旧陸軍造兵廠跡35,000坪買収案市会議決 |
1960(昭和35)年12月--日 |
路面電車工場として開設
※前身は1907(明治40)年12月21日開設の市電九条車庫の修繕工場 |
1961(昭和36)年03月01日 |
高速車両工場用地として旧陸軍造兵廠跡77,000平方メートル取得契約市会議決 |
1963(昭和38)年07月--日 |
路面電車工場(1961(昭和36)年開設)を高速鉄道用として森之宮車両工場に名称変更
(本格的な高速鉄道の車両工場としては1969(昭和44)年より) |
1968(昭和43)年01月19日 |
森之宮検車場開設 |
1969(昭和44)年04月--日 |
森之宮検車場を森之宮検車区に名称変更 |
1972(昭和47)年04月--日 |
森之宮検車区を森之宮検車場に名称変更 |
1998(平成10)年04月01日 |
森之宮車両工場と森之宮検車場を統合し森之宮検車場とする 森之宮車両管理事務所発足(大日・森之宮・東吹田・鶴見を統括) |
2016(平成28)年02月01日 |
森之宮検車場における全般・重要部検査を緑木検車場へ移管 |
2016(平成28)年04月01日 |
森之宮車両管理事務所を車両管理事務所に改称 |
2018(平成30)年04月01日 |
車両管理事務所を検車管理事務所に改称 |
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■写真 |
出入庫線 |
留置線方面 |
留置線 |
2016年組織改正前の表札 |
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