四天王寺前夕陽ヶ丘駅は、1968(昭和43)年12月17日の谷町線:谷町四丁目〜天王寺駅間の開業時に四天王寺前駅として開業した駅である。大阪市天王寺区に位置し、地下構造で2面2線を有する。建設時の仮称は夕陽ヶ丘。
乗客の利便性と建設費の削減から出来るだけ浅い駅とし、中階が無くホーム両端に改札口が設けられている。ホームには柱を設けない構造としたため、見通しが良い。建設時の仮称は夕陽ヶ丘駅であったが、正式決定の際に四天王寺前駅になった。地元住民はこの決定に反対し、「四天王寺前(夕陽ヶ丘)」と表記することに一度は落ち着いた。しかし、その後も駅名改称の声は根強く、1997(平成9)年8月29日に「四天王寺前夕陽ヶ丘」が正式な駅名となった。 |