玉川駅は、1969(昭和44)年4月16日の千日前線:野田阪神〜桜川駅間の開業時に開業した駅である。大阪市福島区に位置し、地下構造で2面2線を有する。建設時の仮称は玉川町。
国鉄(JR)大阪環状線野田駅との連絡を考慮して駅の位置が決定され、その結果野田阪神〜玉川駅間は555mとなり、大阪市営地下鉄で一番駅間が短い区間となった。かつてこの付近は、国鉄が地上を、それを跨ぐように大阪市電が走っており、道路幅員が30mと広かった。そのため、玉川駅は相対式ホームとし、駅施設を交差点部分に集約してできるだけ浅い駅として計画された。ホーム上には柱が無い構造となっており、見通しが良い駅となっている。 |